転職サイトに登録していると、個人宛にスカウトメールが届くことがあります。「ヘッドハンティングされた!」と、ちょっと嬉しい気持ちになりますよね。逆に、たくさん届きすぎて「もううんざり」という方もいるかもしれません。

 

さて、このスカウトメール、どういう仕組みで送られているか、ご存知ですか?その他にも、スカウトする企業が注目するポイントや、スカウト後の採用合否に関することまで、スカウトメールのカラクリを解説します。

そもそもスカウトメールとは?

スカウトメールとは、転職サイトに登録しているユーザーに対し、個別に送られてくるメールのことです。内容は、「ぜひ、うちの会社の求人広告を見てみて下さいね」というライトなものから、「どうか応募して下さい!」という切実なものまで様々。

 

中には、転職エージェントから送られてくるものもあります。転職サイトによって、名称や様式、連絡方法に違いはありますが、多くの転職サイトでこの機能が使われています。

 

スカウトメールの仕組み

スカウトメールは、原則として、転職サイトに掲載されている企業から届きます。中には、委託を受けている転職エージェントから届くこともありますが、求人広告が掲載されていないのにスカウトメールだけが届く、ということはまずありません。

 

あわせて、必ず転職サイト経由で送られてきます。応募や問い合わせ等で、ユーザーがメールアドレスを伝えない限り、個人のメールアドレス等が、企業に公開されることはありません。企業は、求人広告を掲載している期間に限り、転職サイトに登録する際にユーザーが入力した内容(経験、スキル、資格、希望条件など)を検索・照会することが出来ます。

 

その結果、条件にピッタリ合うユーザーに対しスカウトメールを送ります。一人一人、個別にメッセージを送ることもあれば、条件に合うユーザー全員に対し自動的に一括送信することもあります。それは、各転職サイトのシステムによります。

 

企業はどこを見てスカウトメールを送る人を決めているの?

まず多いのは、「年齢」と「住んでいるエリア」です。その次に多いのが、「大学の専攻」「経験職種」「経験年数」「保有資格」といったスキルの部分。そして、「職種」「勤務地」「休日」といった希望条件の部分です。

 

年齢と住んでいるエリアは、ざっくり「東京近郊に住む20代」のような検索をされます。スキルの部分だと、例えば営業職を募集したい企業の場合、「営業経験」のほか、「販売経験」「サービス業の経験」などが、よく検索されます。

 

また、扱う商品が介護や医療系であれば、「介護・医療現場の経験」「MR経験」「医療事務の経験」なども追加される、という具合です。希望条件の部分では、職種はもちろんのこと、転勤可能かどうかは、よくチェックされます。

 

その他、転職回数や、リーダー・管理職経験の有無、使えるPCスキルや言語も検索されやすいようです。企業は、「東京近郊在住」「20代」「IT系の経験あり」「関東勤務希望」「SE希望」「JAVAが使える」といったように、複数の条件を組み合わせて検索し、ヒットしたユーザーに対しスカウトメールを送ります。と言っても、無制限に何通でも送れるわけではないので、条件を何度も見直し、送るユーザーを絞っていきます。

 

スカウトメールが届いたってことは採用内定なの?

これは、非常に誤解されやすい部分なのですが、結論から言うと「NO」です。スカウトメールは、あくまで「応募」を促すためのものなので、採用合否には関係しないのが一般的。

 

丁寧な企業であれば、「採用内定ではありません」といった旨が、スカウトメール文面に書かれていることもあります。スカウトメールを送っときながら、ちょっとずるいような感じもしますが、企業としても会ったことのない人に、いきなり内定の約束は出来ませんよね。

 

とは言え、スカウトメール経由で応募した場合、書類選考の確率が少し高くなる、というデータもあります。スカウトメールが届いたということは、少なくともその企業の採用条件に当てはまっていることは確かです。その企業の求人広告を見たことがないのであれば、まずはチェックしてみるといいかもしれません。

 

スカウトを増やすおすすめの方法

転職サイトに登録している内容は、企業がスカウトメールを送る際に重要なキーワードとなります。その登録内容、初めて登録した時のままになっていませんか?スキルが増えていないか?実績が増えてないか?希望勤務地に変わりはないか?引っ越し前の住所になっていないか?…。ほんの些細な差で、スカウトメールの数が変わってくることもあります。

 

また、定期的に自分の登録内容を見直すことで、希望条件や、やりたいことが整理され、転職したい企業像がはっきりとしてくることもあります。どうだったかなぁ?とちょっとでも思った方は、これを機に、一度ご自身の登録内容を確認してみて下さいね。

 

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