転職サイトには、日々たくさんの中小・ベンチャー企業の求人が掲載されます。転職活動をしていると、どうしても大企業の募集に目が行きがちですが、比較的規模が小さい会社ですと、1次面接から社長と1対1で話ができ、選考がスピーディに進みます。とはいえ相手が社長だと緊張するもの。どう対策すればいいのでしょう。

中小・ベンチャー企業の求人広告は社長が作っている?

ある程度規模の大きい会社であれば、組織の中に人事部が存在し、そこには新卒採用や中途採用を担当する社員がいます。かたや中小・ベンチャー企業ですと、人数の少ない組織である場合が大半ですので、人事部が無い代わりに、 人材採用、育成に関する業務を全て社長が担当していることも多いのです。

 

特に、会社名に一族の名字がつくような、家族経営でやっている中小企業であれば9割方、 社長=採用担当と言っても過言ではありません。ということは、転職サイトで皆さんがご覧になっている求人広告も、社長と転職サービス側の制作担当者で打ち合わせをしながら作ったものになります。

 

書類選考をするのも社長、面接を担当するのも社長

規模の小さな会社の社長にとって、 新しい社員は新しい家族のようなもの。転職サイトから応募が入ると、1人1人の履歴書、職務経歴書をじっくりと見て、面接でどんなことを聞こうか考える方が多いです。

 

「社長なのにそんな暇あるの?」と思われそうですが、 そもそも中小企業・ベンチャー企業にくる応募って少ないんです。大企業には1日100人以上の応募が平気で届きます。一方、中小企業への応募は多くて1週間に10人程度。マイナーな業界であればある程、応募者数は少なくなります。1ヶ月間広告を掲載して3,4人しか集まらない、ということもざらです。

 

その分、 社長は面接に来た求職者とはしっかり向き合って話をしたいと考えています。では、どんな風に対策をして面接にのぞめばいいのか、求人広告を制作する際のやりとりで見えてきた、社長面接の対策方法を3つ紹介します。

 

おすすめ面接対策1:募集内容、仕事内容は読み込んでおく!

先ほども書いたとおり、1次面接が社長面接という会社は、求人広告に関する部分、 書類選考にも社長自身が深く関わっています。そのため、あなたが応募した求人の掲載内容は何度も読み込んでおいて下さい。特に、

 

  • 仕事内容でやりがいにつながりそうな部分
  • 自分が挑戦してみたいこととの共通点
  • 社長からのメッセージ

 

などについては、転職サイトに記載されている文章も加味しつつ 「こんなところが自分に合っていると思いました」と、志望動機を語れるようにしましょう。多くの社長に「ウチの会社についてよく研究してくれてるな!」と好印象を与えることができますので、会話も自然と弾みます。

 

おすすめ面接対策2:自然体でのぞむ!

身だしなみ、挨拶は最低限マナーとして守るのはもちろんですが、 変に自分をよく見せようとする必要はありません。今後もこの環境でやっていけそうか、を確かめるためにも、自然体でのぞみましょう。

 

というのも、少人数の会社の場合、組織の中で個々の存在がとても大きなものになり、チームワークや相性が重要になってきます。そのため、社長が面接で気にするのは 「この人がウチの会社に合うかどうか」だったりします。

 

ここで 普段の自分とかけ離れた面接用の自分を演じてしまうと大変です。もし採用されたら、面接時そのままの印象が社長から社員に伝わってしまい、会社生活が息苦しいものになります。社長側としても、自然体でその人を確かめたいと考えていますので、「ちょっと人生の先輩とお話する」ような感覚でのぞんだ方が今後のためにもいいでしょう。

 

おすすめ面接対策3:質問した時の社長の態度をチェック

面接中に社長の口からよくわからない専門用語が出てきた場合、 知ったかぶりは厳禁です。経営者の立場に立つ人たちは、大体知ったかぶりを見破ってきます。「勉強不足で申し訳ありませんが、今の◯◯という言葉、どういった意味か教えていただけますか?」と素直に聞く(というか教えて下さい、の姿勢を見せる)方が無難です。

 

あえてこういった質問を投げかけることで、 社長の対応を試すのもアリです。「◯◯っていうのはね、~~で××で」と丁寧に教えてくれる場合もあれば、「そのくらい常識じゃないか」と嫌な顔をされる場合もあるかと思います。丁寧に教えてもらえれば志望度が上がりますよね。もし嫌な顔をされたら「この会社は辞めとこう」と思えばいいだけです。

 

中小企業、ベンチャー企業の場合は、社長相手の面接だからといってかしこまる必要はありません。社長との面接は、 自分と会社との相性をチェックする場でもありますので、話す内容は万全に対策しつつ、面接時はリラックスしてのぞみましょう。

 

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