今までとは違う業界・職種にチャレンジしてみたい。でも、経験者優遇のところが多くて、エントリーするのはなんだか気が引ける。転職サイトを眺めていて、不安になることがあるかもしれません。このページでは、実際に未経験で採用された例を紹介します。

 

資格取得で意欲を示し、未経験の経理職へ転職

スーパーやコンビニで提供されるお惣菜のメーカーに勤めていたAさんは、新卒で入社してから3年間、原料の調達をする部署で在庫管理に携わっていました。

 

工場に併設された事務所での業務でしたので、工場の人手が足りなくなるお盆や年末年始期間は、自らもライン作業に加わり、長時間の立ち仕事で足腰に違和感を感じるように。

 

激務のストレスで身体的にも精神的にもボロボロになり、転職を決意。元々憧れていた、経理職にチャレンジしたいと考えました。

 

大手転職サイトに3つほど登録し、求人を検索してみたところ、経理職の中途採用は経験者の募集がほとんど。業界を絞り込まず、経理職の募集を広く探し、20社以上に応募をしてみましたが、書類選考で7割の企業にお断りされてしまいました。

 

自分一人ではうまくいかないと考え、いくつかの転職エージェントにも登録し、非公開求人を紹介してもらいました。ちょうどその頃、Aさんの元に、以前受験していた簿記3級の合格通知が届きました。

 

そのことについてエージェントに伝えたところ、「簿記3級を取得したことや、引き続き簿記の勉強をしていることをもっとアピールして、経理職に興味を持っていることを全面に押し出しましょう」というアドバイスを受けました。

その後、転職エージェントと転職理由や経理職への志望理由などを何度も練り直し、転職活動開始から3ヶ月後、食品業界大手企業の経理職に内定をもらいました。

 

企業研究の情熱が伝わり、経験者に勝った例

Bさんは大手生命保険会社の法人営業としてバリバリ仕事をこなしていましたが、毎月のノルマを追うだけの日々にどこか物足りなさを感じていました。

 

入社5年目、少しずつ後輩指導などの業務も増え、いよいよ中堅社員として頼られる立場になりつつあった時期、新卒で入ってくる1年目社員を見て、「自分が本当にやりたい仕事って何だったっけ?」と頻繁に考えるようになりました。

 

Bさんは学生時代広告研究サークルに所属し、フリーペーパーの発行に携わっていました。しかし就職活動で出版・マスコミ系から内定をもらうことはなく、仕方なく今の会社に就職したのでした。

 

そこで、「せっかくなら自分が進みたかった出版業界にもう1度チャレンジしたい」と思い立ち、外回りの合間を縫って出版社の面接を受けることに。

 

志望企業が発行している雑誌を隈なく読み、他の雑誌との違いについて研究しました。また、自分ならこんな企画をやりたい、という企画書も作り、面接に持参。

 

Bさんの熱意が採用担当に伝わり、未経験者をほとんど採らない出版社から無事内定をもらうことが出来ました。

 

採用後、面接をした社員から「実は他にも経験者の応募が多数あったけれど、1番うちの会社を理解していてしっかり研究してくれたのがBさんだった。他の候補者の経験よりもBさんの情熱が勝ったから採用した」と言われたそうです。

 

業界、職種の共通点を絞り出し、経験者扱いで採用

教育業界で営業職として各家庭に電話営業などを行なっていたCさん。ほとんど押し売りのような会社のスタイルに嫌気が差しており、入社から3年が経過したタイミングで退職を決意しました。

 

営業スタイルは好きになれませんでしたが、子どもたちの教育に携わり、一人ひとりにあった勉強のアドバイスをする業務自体は気に入っていました。「誰かの人生に影響を与える仕事」にCさんはやりがいを感じていたのです。

 

ちょうどその時期、人材業界に勤務している大学の同級生から「キャリアコンサルタント」の仕事内容について話を聞く機会がありました。

 

一人ひとりの求職者と向き合い、その人にあった企業を紹介したり、転職活動をサポートして、転職成功に導く、という話を聞いて、「これだ!」と思ったようです。教育業界で一人ひとりの子どもたちと向き合ったように、今度は一人ひとりの求職者と向き合って、その人の人生に影響を与えたいと考えました。

 

さっそく転職サイトに登録し、人材業界の求人を探したところ、キャリアコンサルタントの募集をしている人材系企業は少なく、あったとしても「人材業界でのご経験がある方」「何らかのコンサルティングに携わったことのある方」など、応募条件はかなり厳しめでした。

 

しかし、教育業界も人材業界との共通点はたくさんあること、自分も子どもたちのコンサルティングをしたと言えることなどから思い切って応募。

 

志望動機に現職とキャリアコンサルタントの共通点を書き記し、経験が生かせることをアピールしました。その結果、2社から内定の連絡をもらい、無事転職を成功させました。

 

まとめ
以上3名のように、未経験でも経験者募集の求人に内定をもらった例は数多く存在します。自分が本当に進みたい業界、職種であれば、恐れずチャレンジしてほしいと思います。その際はぜひ、当サイトでおすすめしている転職エージェントを活用し、短期間での内定を目指しましょう。