アベノミクス効果や2020年の東京オリンピックなどで、今人材業界はかなりの売り手市場となっています。転職サイトでも評判のいい大企業が名を連ねています。一方で名前が知られていない隠れた優良企業もたくさん求人を出していますが、応募が集まらず苦労しています。

 

売り手市場は本当だった

経済政策やオリンピック需要で、 「就職・転職は多くの業界で売り手市場」「有効求人倍率が上がりっぱなし」などと騒がれている昨今。転職活動で苦労している人たちの中には「そうは言っても書類選考で落とされる企業や一次面接で落とされる企業があるし…」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。確かに誰もが知っている有名企業などは、従来と変わらず応募が集中しています。書類選考や面接の初期段階で不採用の結果をもらうこともあるでしょう。

 

しかし実際のところ、採用活動をしても欲しい人材が集まらない、それ以前に応募者が全然集まらない、と嘆いている企業はたくさん存在しているんです。意外かもしれませんが、会員数が多い転職サイトに掲載しても、 応募数が0という事態に陥っている優良企業は多々あります。

 

人材業界で3本の指に入るような大手転職サイトですら、業界・職種によっては、1ヶ月の掲載期間が終了しても応募者数0は存在します。しかも、大企業の子会社だったり、ニッチな業界で売上1位だったりと、傍から見ればかなりの優良企業であるにもかかわらず、です。

 

売り手市場を味わうなら中小企業に目を向けるのがおすすめ

転職市場では、新卒の就職活動と同様、大手志向、大手至上主義が未だに顕著です。意を決して転職サイトに登録し、転職活動をはじめたのだから「今より給料が良くて、会社の規模が大きいところへ」と考えている人が多いことがわかりますし、その気持ちもわかります。

 

しかし、大企業以外にも社員を大切にする、働きやすい会社はたくさん存在しますし、中途採用の給与も大企業に引けを取りません。最近では、あまりにも応募が少ない状況を脱却すべく、 中小企業も策を講じています。

 

月給を2~3万円引き上げたり、研修制度を整備して職種、業種未経験者も採用する方向に動くなどした結果、前回掲載時には応募0だった企業が、今回20人の応募を集めることが出来た、というケースもあります。

 

関わりたい業界ややりたい職種が明確な場合、 あまり会社の大きさにとらわれずに応募してみることをおすすめします。また、これまで経験した業界、職種で引き続き活躍したいと考えている場合、大企業の経験者採用もいいですが、中小企業の経験者採用も視野に入れてみましょう。

 

組織が小さい分、経験者が上位のポジションに就きやすいともいえます。大企業に中途入社して平社員の期間を長く過ごすよりも、 中小企業で早期に上位のポジションに到達することで結果的に大企業以上の高い年収を狙える場合もありえます。

 

有名企業に「売り手市場」は無関係

超売り手市場の波に乗って転職活動をはじめたけれど、なかなか内定が出ない、という場合、企業のネームバリューに固執しすぎていたり、企業の求める人物像に半分ぐらいしか当てはまっていないけれど応募していたりするケースが考えられます。

 

有名企業がひとたび求人を出すと、たとえそれが小さな枠での広告だとしても 1,000件近くの応募がくることはざらです。ユーザーはどうやってこの広告に辿り着いたんだろう?というくらい小さな広告でも、です。

 

もちろん1,000件近い中には、とりあえず記念に応募してきたかのような、募集の対象に当てはまらない人たちも何割か混じっています。そうはいっても、優良企業の採用人数1,2人の募集に1,000人集まってしまうのですから、全く「売り手市場」とは言えません。

 

名前はあまり知られていないけれど、業績も安定していて社員にそれが還元されている中小の優良企業で、応募者10人のうちの1人として採用されるのと比べたら、競争率が違いすぎますよね。

 

転職サイトで掘り出し物(求人)を見つけるおすすめの方法

1つの転職サイトに絞っていても、応募が少ない優良企業を探すのはなかなか難しいです。特に中小企業の場合ですと、大企業のようにいくつも転職サイトに掲載するような予算の使い方はなかなかできません。採用活動に力を入れているとしても掲載数は2サイトが限界です。

 

また、検索結果上位に出てくるような大きな原稿ではなく、検索結果4,5ページ目に出てくるような小さな原稿で広告を出していることも多々あります。そうなってくると、求職者側がアンテナを高くして優良企業を探しに行く必要があります。他の求職者があまり目をつけない掘り出し物の優良企業を見つけるために、まずは複数の転職サイトに登録してみましょう。

 

このサイトでもおすすめの転職サイトを比較してまとめていますので、自分が使いやすいものを選んで利用してみて下さい。また、転職エージェントの活用も、隠れた優良企業を探すのにもってこいです。エージェントは求職者があまり気に留めないような隠れた優良企業をたくさん紹介してくれます。まだ登録してない方はぜひ検討してみて下さい。

 

転職サイト・転職エージェントの評判を比較!おすすめは?