転職サイトと転職エージェント。どちらも転職者にとって、非常に便利なツールですよね。転職サイトと転職エージェントはどっちがよいのか?というのは転職者にとっても、求人を出す会社にとっても、気になる問題です。 このように、常に比較され続けている両者ですが、転職サイト関係者は、転職エージェントのことを、どう思っているのでしょう?元転職サイト関係者が、ズバっとお答えします!

転職サイトと転職エージェントの簡単な比較

転職サイトと転職エージェントについて、いま一つ分からないという人もいるかもしれないので、ざっくり簡単に、両者について説明しておきますね。

 

転職サイトとは、求人広告を閲覧、オンライン上で直接応募が出来る転職専門WEBサイトです。転職者は無料の会員登録をすることで、各種機能が使えるようになります。その運営費は、求人広告を掲載する会社が支払う「広告費」によって、まかなわれています。

 

転職エージェントとは、「人材斡旋(あっせん)」と呼ばれ、転職したい人と、人材が欲しい会社のお見合いをさせる機関。転職者は、派遣のように、まず転職エージェントそのものに無料登録を行い、スキルチェックや希望条件の確認をします。

 

その条件に合う会社を、転職エージェントが探し出し、面接のセッティングなどを行ってくれます。お見合いが上手くまとまり、入社が確定したら、採用した会社が、転職エージェントに成功報酬を支払います。

 

どちらも、転職者にとって便利なツールです。両方を上手く使いこなすことがベストですが、注意したいのは、転職サイトだけでは出会えない求人、転職エージェントだけでは出会えない求人は数多く存在するということ。そこが、今回のテーマにも大きく関わってきます。次章で詳しく見ていきましょう。

 

転職サイトと転職エージェントは敵?味方?ライバル?

転職サイトと転職エージェントは、転職者だけでなく、求人を出す会社にとっても、非常に便利なツールです。両者の使い分けには、各社いろいろな理由があるのですが、ざっくり、スピード重視や、ある程度まとまった人数が欲しい場合は転職サイト。時間はかかっても確実に採用したい場合は、転職エージェントが好まれる傾向にあります。

 

転職サイトは掲載してから、早ければ1週間程で応募が集まります。ただし、その応募者が条件に合わなければ、採用には至りません。転職エージェントは、確実に採用まで責任を持ってくれますが、1ヶ月で人材を紹介してくれることもあれば、1年以上待たされる場合もあります。他にも、会社の規模や知名度、仕事内容によって使い分けがされています。

 

このように、便利なツール同士でも、使い方が異なるのが転職サイトと転職エージェント。筆者は、元転職サイト関係者であると同時に、転職エージェントにも関わっていた時期があるので、求人を出す会社にとっても、両者を上手く使い分けるのがベストと考えています。

 

例えば、大手企業や人気職種、すぐに欠員募集したい場合には、転職サイトを使うのがよいでしょうし、知名度はないけど、これから伸びるであろう優良ベンチャー企業であれば、転職エージェントの方が、魅力を伝えやすいかもしれません。

 

転職サイトと転職エージェントは、お互いの弱い部分を補い合う存在で、本来は、敵でもライバルでもないはずです。しかしながら、転職サイトと転職エージェントが別会社の場合、そういうわけにはいきません。

 

どうしても、会社の奪い合いになってしまいますし、足の引っ張り合いをすることもあるかもしれません。「転職エージェントのほうが向いている会社だな」と思いつつ、転職サイトを提案しないといけないのが、営業担当の性です。

 

転職サイトだけでは解決出来ない問題や、転職エージェントだけでは解決出来ない問題に悩み、退職や独立する関係者もたくさん見てきました。お互い上手く共存していきたい、というのが両者の本音ではないかと、筆者は感じています。

 

転職サイトに転職エージェントが求人広告を出している!?

共存したくても出来ない事情があり、時には戦ってきた転職サイトと転職エージェントですが、その関係性が、ちょっとずつ変わってきています。転職エージェントが、転職サイトに求人広告を出すようになってきたのです。

 

加えて、転職サイトの「スカウトメール」も頻繁に利用するようになってきています。以前も、多少はこのようなケースがあったのですが、確実にその数が増えてきています。また、転職サイトと関連のある転職エージェントのみに限らず、様々な転職エージェントが掲載をするようになってきています。

 

転職エージェントが出稿している求人広告の場合、直接応募は出来ない仕組みになっており、転職エージェント経由でないと応募が出来ません。しかしながら、通常であれば、転職サイトには載るはずのない求人広告が、この仕組みにより閲覧可能になったわけです。もちろん全てが閲覧可能になったわけではありませんが、これは転職者にとって、嬉しいことですよね。

 

転職サイトと転職エージェントは、これまでもサイト同士でリンクを貼っており、双方向性があるものもありましたが、ここまで直接的ではありませんでした。確実に市場が変わってきています。

 

転職サイトと転職エージェントは補い合っている

似て非なる両者。転職ビジネスの関係者であれば、転職サイトと転職エージェントは比較することが出来ない、補い合う存在であることは、みんな分かっています。それでも時には、戦ってきました。しかし今、両者は転職者にとってもプラスの方向に動き始めています。

 

転職サイトも転職エージェントも、転職者にとって、非常に便利なツール。市場も変わってきていますので、より使いやすくなりそうです。それぞれの好みや使い勝手、ライフスタイルに合わせて、両方を上手く活用することをおすすめしたいです。

 

転職サイトの評判を比較!