「どの求人もいいことばっかり書いてある」「あてにならない」と、思っている人や、「入社したら求人と違った」と嘆いている人、結構多いようですね。どうやったら、良い求人を見つけられるのか、それは転職者にとって、重要なテーマの一つでしょう。

 

今回は、元転職サイト関係者が、本当に魅力的だと感じるおすすめ求人について、分かりやすく解説していきます。

転職者が思う良い求人とは?

良い求人って、どんなものをイメージしますか?
お給料が高い、年間休日が多い、通勤しやすい、仕事内容が楽、退職金がある…。その基準は、人によって実に様々です。

 

分かりやすいところで言えば、「通勤しやすい」について。
自宅と会社の距離や、交通手段によって違ってきますし、所要時間についても、30分の通勤時間を長い、しんどいと感じる人もいれば、快適と感じる人もいます。仕事内容についても同様で、同じ仕事をしていても、感じ方は人ぞれぞれですよね。

 

つまり、転職者の思う「良い求人」とは、人それぞれ違う、ということです。では、転職サイト関係者が思う「良い求人」とは、どんなものなのか?次の章で見ていきましょう。

 

転職サイト関係者がおすすめする「良い求人とは?」

前章で、転職者が思う良い求人についてお話してきましたが、その内容が実は、良い求人ではなく、よい「会社」の条件であること、お気づきだったでしょうか?転職サイト関係者が思う「良い求人」は、転職者のそれとは、かなり違います。

 

求人というのは、飲食店のクーポン情報サイトのように、たくさん人が集まればよいわけではありません。応募者が多いことは、確かに嬉しいことではありますが、100人集めることより、条件の合う「たった1人」に入社してもらい、長く活躍してもらうことこそが、求人の目指すゴールなのです。

 

求人は、よく「ラブレター」に例えられたりもしますが、まさに恋愛と似ていて、自分が好きでもない大勢の人にモテたところで、嬉しいような、嬉しくないような、ですよね。それよりも、大好きなたった1人の人に、自分を好きになってほしい。

 

これはまさしく求人の形そのもの。つまり、転職サイト関係者が思う「良い求人」とは、狙ったターゲットが応募してくれるもの。そして内容が誠実に書かれていて実態とのギャップが少なく、離職率が低いものを指します。それは必ずしも、お給料の高い会社や、制度が整っている会社とは限りません。

 

これは、一見すると転職者にとっては、メリットがないように思えるかもしれません。しかしながら、恋愛と同じように、人と会社の相性がバッチリ合っていると、長く続けられますし、能力も発揮しやすいので、結果としてお給料がアップしたり、安定したりと、転職者にとっても、プラスに働く可能性が、非常に高いのです。転職者のみなさんには、今回のこの視点を持って、求人を選んでみることを、ぜひおすすめしたいです。

 

良い求人はココを見れば分かる!

では、転職サイト関係者は、どこを見て「良い求人」と判断しているのか?という点です。全体的な雰囲気や言い回し、写真の使い方など、経験上の勘ももちろんありますが、分かりやすいのは「応募資格」と「募集の背景」の2箇所です。

 

まず応募資格についてですが、スキルやタイプ(性格や志向)が具体的に書かれているかどうかをチェックします。例えばExcelのスキルについて・・・「基本的なExcel操作が出来る人」という文言をよく見かけます。これが良い求人なら、 「四則計算やグラフの作成が出来る人」、 「関数やマクロは入社後に覚えて下さい」といった具合になります。

 

特別な資格やスキルが不要であれば、タイプ(性格や志向)についてしっかりと書かれているものです。「コミュニケーション能力に自信がある人」 だけではなく、 「人前で話すのがさほど苦ではない人」、 「じっとしているより動く方が好きな人」、 「自分から挨拶するタイプの人」というように、より丁寧に書かれているものです。

 

もう一つのポイントである募集の背景は、今回このタイミングで募集するのはなぜか?何人募集するのか?を明確に書いているかどうかを確認します。「業績好調のため募集します!」 よりも、「現在、事務スタッフは30代半ばの女性が1名。売上UPに伴い営業スタッフが増えたこともあり、1名では追い付かなくなってきました。そのため、1名募集いたします」と書かれている方を、良い求人として判断します。

 

この文章には、募集の理由の他にも、一緒に働くスタッフが、30代半ばの女性だということまで入っています。このように、一緒に働く人や、指導する人、入社後をイメージできるかについても、転職サイト関係者は注目しています。

 

また、求人には文字数の制限もあるので、どんな情報をどのくらいの文字数で表現するか、といった計算も必要です。そういった緻密な計算をされた求人は、転職者にとって必要な情報が詰まっており、無駄な情報も少ないので、良い求人と言えます。

 

逆に悪い求人ってあるのか?

その会社のカラーや担当者の方針もあるので、一概には言えませんが、転職サイト側が、あまり好まない、おすすめしたくない求人はあります。簡単には、前章の逆の求人なのですが、年収例や月収例、稼げることばかりをやたらと推しているものや、入社数か月後に給与システムが変わるものについては、そうでないものと比較して、離職率が高かったり、入社後にトラブルになったりと、問題が多いように感じます。

 

また、応募資格に「年齢不問」と書いてあるにも関わらず、「20代男性が多数活躍中!」などとあるものは、名目上は年齢不問でも、本音では20代の男性を求めている傾向があります。これも誠実だとは思えないため、あまり好まれません。

 

 「数多く読む」だけでなく「深く読む」ことも取り入れてみよう

転職サイトには、常に数多くの求人が出されています。PCやスマホで閲覧すると、本などの紙媒体を読む時と比較して、数多く読むことは出来ても、深く読み込むのは難しくなると言われています。

 

多くの求人を比較検討することは、非常に大切なことですが、今回ご紹介した応募資格や募集の背景だけでも、これまでより少しだけ時間をかけて、じっくり読んでみることをおすすめしたいです。そして「これは私に向けた求人なんじゃないの!?」という求人に出会われることを願っています!

 

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