「フリーターから正社員を目指す」や「社会人未経験歓迎」といったキーワードで代表されるように、昨今フリーターの積極採用が増えてきています。

 

一昔前であれば、敬遠されていたフリーターの採用。なぜ変わってきているのでしょう?現フリーターの人が正社員を目指す際に気をつけたいポイントや、面接でのおすすめアピール法についても触れていきます。

 

転職サイトはフリーターをおすすめしている!?

フリーターという言葉は「フリー・アルバイター」の略で、その定義は実はとても曖昧です。

 

アルバイトをしている人、正社員・正職員以外の雇用形態の人、35歳未満の人、学生以外の若者、今は無職だが働く意思のある人など、様々な解釈がなされています。現在は、主に雇用形態(正社員以外の人)について認識されていることが多いようです。

 

このフリーター、ずっと偏見の目で見られてきました。その内容については、後述しますが、その偏見が少しずつですが緩和されつつあるのかもしれません。

 

雇用形態が多様化してきた中で、フリーターの中にもプロフェッショナルは存在しますし、学歴があってもフリーターを選んでいる人もいます。そういうフリーターがいることを、企業も分かってき始めているのです。

 

そして転職サイトは、正社員を目指すフリーターを応援し、企業に対しても積極採用してもらうことを、一つの使命としています。企業に対し、フリーターのマイナスイメージを払拭するような事例を紹介したり、特集を組んだりして賛同する企業を増やそうとしています。

 

フリーターに対し企業が心配していること

そうは言っても、フリーターへのマイナスイメージはまだまだ強く残っています。例えば給与や条件面。これまで主に「時給」でお仕事をしてきたフリーターは、もし採用しても、より条件が好都合のところがあれば、すぐに転職してしまうのではないか?という不安です。

 

他にも、フレックスタイムやシフト制に慣れていて、会社のペースで働くことに馴染めないのではないか、ノルマや責任を負うプレッシャーに耐えられるかどうか、といった不安を抱える企業も少なくありません。

 

採用にはかなりの費用がかかります。その費用と時間をかけて採用・教育したのに、あっという間に転職されては、企業もたまりません。フリーターから正社員を目指すのであれば、企業側のこのような思いも知っておく必要があります。そして、このようなマイナスイメージを払拭していく努力をしていかなくてはなりません。

 

フリーターだから採用されやすいわけではない

転職サイトでフリーターを応援しているからと言って「フリーターだから採用されやすい」というわけではありません。社会人経験のある人や、第二新卒の人と戦わなくてはならないのは、言うまでもありません。その中でどう戦い抜くか、しっかりとイメージすることが大切です。

 

フリーターを続けていても、食べていくことは出来るはず。それなのに正社員になりたい理由、決意は何なのか?「安定したい」「腰を据えて働きたい」といったことは、誰でもが言うセリフ。人事担当者は聞き飽きているかもしれません。

 

綺麗にまとめなくてもいいのです。フリーターを選んだ理由、そこで感じたこと、フリーターを卒業すると決めた理由を、まずは自分の言葉で書き出してみましょう。その際、可能な限り自分発信かつポジティブに捉えるよう意識しましょう。

 

「制度のせいで…」「親のせいで…」など、イヤだけど消去法でフリーターを選ばざるを得なかった、というようなマイナス表現は、人事担当者に不安や不信感を与えかねません。

 

例えばご家庭のご事情があったのであれば「家族と収入を両立するために、当時の私にはフリーターが最適な選択だったと思います」といったように、プラスの言葉で表現できると、好印象を与えられるかもしれません。

 

企業が不安に感じていることを逆手に取る!

その他にも、採用してもすぐ転職するかも?などといった、前述の企業の不安を逆手に取り、一つ一つ払拭していくのもおすすめです。社会人経験者と比較して、今の自分には足りない物を理解していること、それを素直に認め、努力する姿勢を見せることは、非常に効果的な方法だと言えます。同時に、自分自身を見直すよい機会になるでしょう。

 

自分一人では自信がない場合や、行き詰ってしまう場合は、転職エージェントに相談するのもおすすめです。転職エージェントでは、専門のキャリアカウンセラーが、あなたの強みや弱みを一緒に考えてくれますし、面接でのPRの仕方についてもアドバイスをくれます。

 

フリーター経験をマイナスだと思わない!

フリーターに対し偏見のない企業や、積極的に採用している企業も増えてきています。それなのに、自分自身がフリーターであることを「マイナス」に捉えていては、伝わるものも「マイナス」でしかありません。足りない部分や弱い部分は素直に認めましょう。

 

そして前を向いていること、努力すること、その意思が強いものであることをアピールしてほしいです。正社員を目指すフリーターが、少しでも勇気を持っていただけると嬉しいです。これから長く勤めるであろう転職先。可能性を広げるためにも、あまりこのキーワードに頼りすぎず、いろんな検索方法を試してみること、それらを十分に比較することをおすすめしたいです。

 

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