転職によって賃金が上がった人はどれくらいいるかご存知ですか?リクルートキャリアの調べによれば、転職によって賃金が上がる人の割合はここ4年の間上昇傾向にあるとのことです。(参考:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ13HM4_T10C17A7000000/

また、厚生労働省の調べによれば2017年6月の有効求人倍率は1.51倍で、毎月じわじわと上昇を続けており、現在の求人業界はバブル期以来の高水準で人材を求めています。(参考:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000172226.html

転職で賃金アップを成功させるには選択する職種も大きく影響してくるといえますが、どの職種がおすすめなのでしょうか?

 

おすすめ職種1:接客・販売・店長・コールセンター

リクルートキャリアの調べでは、「リクルートエージェント」を利用して転職が決まった年間3~4人のデータをもとに人数の多い上位5職種を対象として調査された結果、2016年度は平均28.7%もの人が転職後に賃金1割アップを実現させているとのことです。

 

その中でも35.6%と最も割合が多かったのが「接客・販売・店長・コールセンター」です。前年対比2.0ポイントアップしており年々増加しているのがわかります。これらの職種の特徴としては、サービス関連だといえますが、そもそもサービス系は人手がないと円滑に店を開店できる状況をつくれないため、人手不足は非常に重要課題になります。

 

結果として転職市場において新たな人材を即戦力として求め、賃金も高めの設定をしているのではないかと推測されます。「接客・販売・店長・コールセンター」の職種は、必要な資格やスキルがなく未経験でもできる求人募集が多い一方で、過去にこれらの経験があればどの企業においても即戦力として円滑に仕事を進めていける可能性が高いでしょう。賃金アップを望んでいるのであれば、経験を活かして別の企業へ転職をするというのもありですね。

 

おすすめ職種2:営業職

前年から1.4ポイント減少しつつも賃金アップ率は30.6%と比較的高めを維持しているのが「営業職」です。営業職は接客と同様で顧客に対する業務が主であり、コミュニケーションスキルが必要不可欠です。

 

また、営業職は特別なスキルが必要なくチャレンジできる職種だともいえ、ビジネスの世界において資格にはない「体に覚えさせるスキル」を培うことができます。賃金においても、外資系企業などでは成果報酬型をとり入れているところも多く、賃金が大幅にアップする可能性も秘めています。一度「営業職」を経験しておくと、ビジネスの世界においてコミュニケーションノウハウを鍛えられるため、チャレンジしてみようと思う人も少なくないのではないでしょうか?

 

おすすめ職種3:IT系エンジニア

前年度より1.2ポイント上昇して26.4%となっているのは「IT系エンジニア」です。昨今の情報社会において、ITに精通していることはどの企業においても重宝されるといえます。

 

「IT系エンジニア」とは、情報処理や情報通信など、さまざまな情報技術に関連するエンジニア(技術者)のことです。よく聞かれる職種としては、プログラマ・システムエンジニア・Webエンジニア・ネットワークエンジニアなどがあげられます。

 

そもそもの「IT系エンジニア」の賃金ベースが相対的に高めであるのは、専門的技術が必要であり、資格などが必要な場合も多いためでしょう。さらに、高度な専門技術を持っていればどの企業もその人材を欲しがるのは明白です。結果として、転職業界においても「IT系エンジニア」は非常に重宝され、転職することで賃金アップが保証されていることも多いのでしょう。

 

転職するなら今のスキルをよく確認して

転職を模索しているのであれば、まずは今の自分の仕事・スキルについて整理してみましょう。何を変えたくて、何を維持したいのか。自分の軸をしっかりと把握することが肝心です。もしも今の仕事内容に満足しているのであれば、今の職種に対するスキルアップを目指して転職活動をしていきましょう。しかし今の仕事内容に不満があり、新たなフィールドを探したいと思っている方は、賃金アップが見込める職種についてよくリサーチしてみることをおすすめします。

 

今の仕事に不満があり、転職して仕事内容が変わったとしても、賃金が下がってしまってはその後も継続して働くためのモチベーションを維持・向上させることは難しいです。今の自分を客観的に見つめてスキルをよく確認し、スムーズに転職ができるように計画的に活動していきましょう。

 

最後に・・・

厚生労働省が発表した2017年6月における正社員の有効求人倍率は1.01倍でした。これは前月より0.02ポイント上昇しており、2004年の調査開始から1倍を超えて求人が求職を上回るのは初めてとなっています。(参考:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF28H03_Y7A720C1MM0000/

 

現在日本の企業における人手不足は深刻になっています。それは転職業界においても売り手市場が顕著になっていくことが想定されるでしょう。今まさに転職のチャンスが到来しているといってもいいのではないでしょうか?

 

転職サイトや転職エージェントでは、転職活動を成功へ導く豊富な知識やおすすめ求人案件も見ることができるでしょう。転職を検討するのであれば、スムーズに転職が成功する方法を選びたいですね。