テレビのCMや雑誌などで、誰もが知っている有名企業。成長しているというだけではなく、教育研修や福利厚生も充実しており、自分のキャリアアップにとっても、将来の生活の安定にも魅力的ですよね。

 

でも、採用枠が絞られて激戦であることも事実。厳しい選考を勝ち抜いて、見事人気企業の内定を獲得するおすすめの方法をお教えします。

人気企業の採用の実情

まず、世に名だたる人気企業の内定をゲットするには、対策の前提としての分析、「採用する企業が何を求めているのか」を知ることが大切です。はっきり言います。人気企業への内定を狙うあなたも悩みがいろいろありますが、採用する側も悩んでいるのです。

 

厳選採用とは言いますが、人気企業も「人気・ブランド」を維持するために必死です。単純に前職が人気企業だったから優秀な人材だろうとか、一流大学卒だから優秀な人材だろうといった理由で採用はできないのです。

 

「今年は○○大学の出身者が少ないねぇ」という愚かな理由で人事部が漫然と採用し続けた結果、やがて没落していった有名企業などいくらでもあります。

 

人気企業が欲しい人材は、地頭の良さといった優秀さだけではありません。「ただ頭が良いだけの人」は世の中にいくらでもいます。優秀さに加えて、職務スキルがある、コミュニケーション力がある、会社のカルチャーにマッチしているといった、「ピンポイント」な人材です。

 

結果として、採用できずに何年も同じ職種の応募を出し続けている企業もあります。それでも、不用意に採用して事業が失敗するよりはマシなのです。よって、次の対策・攻略編も「ピンポイントな人材像」を探ることの重要性を強調しています。

 

人気企業から内定を取るための対策

それでは、人気企業の内定を獲得するための解説に入りますが、何事にも物事には正攻法を裏技があるものです。今回は、その2つに分けて説明します。まずは、通常の転職ステップを踏む、「正攻法編」です。

 

1.正攻法で内定

正攻法で内定をゲットするためのポイントは次の4つです。

 

①準備は入念であった方が良い

まず準備段階ですが、企業のWEBサイトを読む。IR資料を読んで企業研究をするといった行動は、1,000人の応募者がいれば100人はやっているでしょう。(残りの900人は文字通り「論外」です。)書類選考の段階で、最悪でも「一応時間作って会ってみるか」というレベル、上位50人以内には残っていなければなりません。その他大勢に埋もれてはいけないのです。

 

同じ業界の方ならば、業界関係者を通して、その会社の情報を収集しておく、といったことが可能ならば、できるだけ内部で今求められている人材像において取材することが大切です。

 

取材が難しいケースでは、今はネットでも転職に成功した方の体験談を収集しているサイトもありますので、そうした情報収集を活用する方法もありますが、信頼性は下がります。いずれにせよ、リスクを取って情報を取りに行く姿勢が大切です。

 

②筆記試験は「超」真剣勝負で

第二の関門は筆記試験。筆記試験がある会社では、「超」がつくほど真剣勝負で臨みましょう。もしできるならば、学生のSPI就活対策本などにも取り組んでおくべきです。理由は簡単。厳選採用している企業がバカを取るはずがないからです。頭の良い人しか残りません。

 

ただし、頭が良い=学歴ではありません。人気企業で成長のための人材を確保したいからこそ、本当の賢さを求めているのです。

 

③書類も細かいところまで気を配る

同様に、履歴書や職務経歴書といった書類も、他者との差別化が重要です。履歴書や職務経歴書は、単にビジネス文書として成立しているだけではなく、プレゼン資料として成立しているか、という視点でみてみましょう。

 

④面接は他社で練習してから臨む

面接対策ですが、人気企業の内定を確実に獲得していた方は一部の例外的に優秀な方を除いて、他社の企業で練習してから本命に臨んでいました。

 

当たり前のことですが、練習でできないことが本番でできるわけがないからです。転職エージェントとの模擬面接でも本番同様のテンションできちんと準備する人が、やはり選考を通ります。

 

 

2.コネクションのある転職エージェント・ヘッドハンターの活用

正攻法とは別に、人気企業への転職を果たすための裏技があります。それは、コネクションがある転職エージェント、ヘッドハンターを活用するという方法です。

 

一般に、人気企業の採用では、「誰でも良いので一般的に広く応募を募るポジション」と、「特定の人にしか務まらないポジション」があり、後者の採用については、採用効率の観点から転職エージェントやヘッドハンターに頼んでいるケースが多いです。

 

日本の場合、ヘッドハンターの多くは転職エージェントも兼業しているので、両方の事業を展開している転職エージェントを訪問すれば、意外な優良・人気企業の求人を見付ける事ができる場合が多いです。

 

なお、この特別ルートの採用も成功が約束されているわけではありません。応募者数は限られるので競争倍率は下がりますが、ヘッドハンターは信用が第一の商売。紹介先企業に満足してもらえる人材を紹介しなければ、信用に傷がつきます。

 

そのため、転職者には非常に高いレベルでのスキルや面接などの対応力が求められます。転職者に「この本とこの本とこの本、3冊全部読んでマスターしてきてください」などと平気で要求されるケースもあるとか。人気企業にコネで入るということは覚悟が必要だということを肝に銘じましょう。

 

まとめ

人気企業に就職する方法に、魔法の杖はありません。あるのは、たとえ競合する応募者が1,000人いたとしても、その中でトップに立つ、というマインドとディティールまでこだわった努力だけです。

それは、転職活動の時期「だけ」意識しても、得られるものではありません。日常の仕事に対しても、ハイレベルなものを求める意識改革が必要です。