転職エージェントでよくある悪い評判に、「希望しない求人が送られてくる」というのがあります。これは、転職エージェントが、「あなたのキャリアならこんな仕事も出来ますよ」というキャリアチェンジのサインでもあります。

 

今回はキャリアをチェンジしてみる事、視野を広げてみる事の可能性について紹介したいと思います。

 

転職エージェントから「提案を受ける」メリット

転職エージェントから、自分が希望した職種以外の提案を受ける。意外感があることと同時に、不安や、「自分の希望をちゃんと聞いてくれているのか」という不信感が生じる事すらあるでしょう。

 

でも、ここは冷静になって考えてみましょう。確かに、転職エージェントやキャリアコンサルタントは商売でやっているので、売上重視で提案している面があることは否めませんが、彼らはプロフェッショナルです。プロにはプロの言い分があります。

 

一番言いたいことは、「あなたにはあなたが考えている以上にキャリア選択肢の幅がある」という事なのです。変化の激しい時代、あなたが思い描いた通りのキャリアが築けるとは限りません。そんなときこそ、変化を的確に捉えているキャリアコンサルタントからの提案は貴重といえるでしょう。

 

転職エージェントから「新しい仕事」の提案を受けるには

転職エージェントから良い形で、選択肢・視野が広がる提案を受けるには、いくつかのおすすめポイントがあります。

 

おすすめ1:自分の「強み」「キャリアの価値観」を再点検しよう

やみくもに転職エージェントへ転職先を広げて考えたい、と伝えても、転職エージェントやキャリアコンサルタントの側も、転職者にマッチングする転職先の紹介をすることは難しいです。

 

また、転職エージェントに「おまかせ」で提案を待っていると、自分の価値観に合わない転職先を紹介されるだけになり、効率が悪いです。

 

転職エージェントからの提案を受けるにしても、主導権はきちんと持つべきでしょう。そのための前提として、転職エージェントやキャリアコンサルタントに自分が強みだと考えていること、キャリアプランで大事にしている、軸となる価値観をしっかり伝えることが大切です。

 

おすすめ2:幅広く職種を探していることを伝える

職種については、自分では考え付きもしなかったような、視野が広がる提案を目指すものなので、率直に「幅広く」提案をしてほしいことを伝えましょう。ここで重要なポイントは、基本的にNGの職種はナシと考えて提案してもらう事です。

 

自分ではネガティブに考えている職種でも、前述①に述べたようなマッチングがみられるならば、転職エージェントも自信を持って提案してくるはずです。一度、ゼロベースで提案を探してみようという姿勢をみせることが大事です。

 

おすすめ3:転職エージェントからの提案を積極的に考えることを伝える

もう1つ、重要な点は、今まで築いてきたキャリア・職種と「同列」に扱い、「本当に視野を広げて転職する気がある」姿勢を見せることです。

 

転職エージェントも商売ですので、いくら視野を広げて提案しても、あなたが従来の職種に結局落ち着いてしまうタイプならば、積極的に視野を広げた提案をしてくる可能性は低いです。

 

あなたの柔軟に考え、積極的に考えることが伝わることによって、転職エージェントの本気度を上げていきましょう。

 

キャリアチェンジを考えるポイント

ここでは、実際に転職エージェントから提案を受けたケースにおいて、キャリアチェンジに踏み切るうえで考えるべきおすすめのポイントを3つご紹介します。

 

おすすめ1:興味を持てるか?モチベーションが上がるか?

一点目は、非常に重要な点です。キャリアチェンジ後のあなたがハッピーに働けるかどうかを決めるポイントになります。

 

前述したように、自分の強みやキャリアの価値観にマッチングしているかどうかが重要ですが、エモーショナルな部分も大事です。平たくいえば、「楽しめるかどうか、わくわくするかどうか」という点です。

 

イメージやエモーショナルな部分でそうしたものを感じられなかったとしても、落ち込むことはありません。キャリアコンサルタントから提案をしっかり聞いて、それから自分に問いかけてみれば良いと思います。

 

おすすめ2:年収、待遇の確認

二点目は、現実的な問題について細かく考えることが重要です。あなたが今までのキャリアの延長線上に転職を考える場合、年収、待遇面といったものは、ある程度予想がつくでしょうが、キャリアチェンジを図る場合、特に自分が考え付かなかったような提案を受ける場合は、年収、待遇面は全くイメージがつかないと思います。

 

年収や残業時間、休日といったところの労働条件は、キャリアコンサルタントに細かく確認しましょう。たまに、こうした細かい条件を確認せずに提案する無責任なキャリアコンサルタントもいるので注意が必要です。そして、今までの職種と比べて、優位性があるかを点検します。

 

おすすめ3:キャリアの持続性はあるか

三点目に重要な点は、そのキャリアが一過性のものではなく、持続してあなたのキャリアをアップさせる可能性があるかどうか、という点です。

 

目先のマッチング度合いや面白さといったエモーショナルな部分は、キャリアチェンジを果たした時に楽しく働けるかどうかは重要です。

 

しかし、それが日常になり、5年、10年とキャリアを発展させることが可能かどうかという長期的な展望も問題です。

 

この点は、転職エージェントやキャリアコンサルタントより、実際に面接する時点で確認しても十分間に合うと思います。マッチング度合いが高ければ、先方も採用意欲が高く、あなたが長期的に活躍できるプランを積極的に考えてくれるはずです。

 

まとめ
ドラクエをやったことがある人はイメージしやすいでしょう。魔法使いや僧侶が賢者に転職!今までの経験を生かした素晴らしいキャリアチェンジです。こんな感じで今までキャリアを生かしつつも、ちょっと違った世界に飛び込める転職ってのは良いですね!