ITエンジニアなら、技術を磨き、それを認められて働きたいものですよね。しかし、たくさんあるIT企業のうち、どのような企業があなたの技術を買ってくれるか分かりませんよね。そこで、ITエンジニアが、技術を究めるスペシャリストになれる転職法を紹介いたします。

 

ITエンジニアのキャリアUPのポイント

ITエンジニアと一口にいっても、その職種は多岐にわたります。一般には、スペシャリストのプログラマーなどが思い浮かびますが、これ以外にもITSS標準では、セキュリティやデータベース、ネットワークなど、6つの分野をスペシャリストとして挙げています。

 

資格もこれに対応して、情報処理技術者試験の分野として、情報セキュリティスペシャリスト、ネットワークスペシャリストなどの資格が整備されています。ITエンジニアとしてステップアップするには、こうした技術を究められる企業への転職を目指す、ということになります。

 

技術を究めるための狙い目の企業

あなたが技術を究めるために転職した方が良い企業は、端的にいえば、「技術力がある会社」です。技術力がある会社は、当然のことながら、優れた技術者を正当に評価し、働きやすい環境を考えています。特に、次の4つのタイプの企業が、「技術力のある会社」といえます。

 

①中規模以上の企業

企業規模が一定以上の企業では、任される仕事が専門分化されるため、エンジニアには、オールラウンドな能力よりスペシャリストとしての能力を求められる場面が増えてきます。

 

また、こうした企業は、単にコーディングをするだけの下請的発想より、システム全体を構想する専門性の高い知見が求められることが多くなります。企業経営も安定しているところが多く、資格取得制度なども充実しているため、駆け出しのエンジニアにはおすすめしたい転職先です。

 

②技術に特化した企業

また、技術的に特化した強みを持っているところも理想です。例えば、スマホアプリの開発に強い、IoTの開発案件が多いといった特徴のほかに、Javaに特化している、Linuxの関連に特化している、といった会社もあります。

 

ご自身で伸ばしたいスキルや開発分野が具体的にある場合は、それに見合った企業を探すという手もあるでしょう。

 

③自社サービスを展開している企業

また、動画配信サイトや地図情報検索サービス、旅行予約サイト運営など、自社で独自にサービスを展開し、社内に開発部隊を持っている会社も狙い目です。こうした企業では、スキルの高いプログラマーを求め、純粋に技術のみで評価してくれる傾向があります。腕に自信があるタイプのエンジニアにはおすすめしたい転職先です。

 

④経営者も技術者出身

これも一般にいえますが、エンジニア出身の経営者の場合、ご自身が技術に通じているというだけではなく、エンジニアが評価して欲しい微妙なポイントまで通じているという点で、働きやすさを求めたいスペシャリストにはおすすめしたい転職先のタイプです。

 

技術を究めるITエンジニアのおすすめ転職法

それでは、実際にスペシャリスト志向のITエンジニアは、どのようにして転職すれば良いのでしょうか。そのハウツーを考えてみましょう。

 

①転職活動の必勝パターン

転職活動の必勝パターンは、万人受けする方法ではなく、マニア受けする方法です。「分かる人には分かる」「知る人ぞ知る」という視点で、転職書類を作成し(ただし、最低限のビジネス文書のマナーは守ります)、面接も技術の話だけで盛り上がろうという意気込みでのぞみましょう。単に技術が好き、という言葉ではなく、熱量が伝わる内容にすることがポイントです。

 

②おすすめの転職サービス

スペシャリスト向けの転職サービスですが、greenや@typeといった、エンジニアの転職に特化したサイトがおすすめです。こうしたサイトでは、職歴などもエンジニア向けに入力構成されており、PRしやすくなっており使い勝手が良いです。

 

また、転職エージェントに転職先の紹介を頼む場合も、大手のエージェントより、IT業界やWeb業界に特化したエージェントがおすすめです。こうした転職エージェントは、現場部門の責任者とコネクションを構築しているところが多く、転職の必勝パターンが発揮しやすいところが多いです。

 

③転職活動の注意点/ポイント

スペシャリストの転職活動で注意すべきポイントは、まず、転職サービスを活用する場合、人を介した情報のため、技術の理解力にばらつきがあります。

 

転職サイトでは掲載サイトの力量によりますし、転職エージェントもキャリアコンサルタントによってばらつきが出てきます。現場部門と同じ理解力は期待せず、もっぱら転職サポートの充実度を求めた方が良いでしょう。

 

次に、転職活動でスペシャリストが見落としがちなポイントが、現場部門と面接した際に、開発環境がどうなっているかです。

 

てっきりMacが使える環境かと思ったら、Windows環境しかなく、PCを自前のものを持ち込むなどという話はよく聞きますので、確認が漏れることのないようにしましょう。

 

最後に、つい面接では技術的な面に集中してしまうので忘れられがちですが、待遇面の確認も怠らないようにしましょう。

 

特に駆け出しのエンジニアの場合は、技術を磨くためには、一定期間、安心して働ける環境で実績を積むことが重要です。技術的な面白さより、待遇面での安定性を重視することをおすすめします。

まとめ

全業界でIT化が進んだ昨今において、IT業界で「腕一本で食べていけるスキル」というのは、一生モノの財産といって良いでしょう。スペシャリストになるというのは、簡単なことではありませんが、きちんとした環境でしっかり腕を磨けば、誰にでもチャンスは開かれています。転職のご健闘をお祈りしています。

 

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