今までのハードワークから脱出して、転職を通じて、仕事と家庭の両立・調和(ワークライフバランス)を実現したい、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

でも、残業時間や休暇のことなど、面接の場では確認するには勇気がいるもの。ここでは転職エージェントを使った解決方法を考えていきましょう。

 

ワークライフバランスが実現可能な企業を探す!

もし、一部の大手企業を狙うならば、ワークライフバランスの実現を積極的にPRしているところもあり、ビジネス雑誌などでときおり特集記事が組まれることもありますので、そうした情報から、実現度合いを測ることも可能ですが、これで分かる企業は全体のごく一部。

 

あなたが実際に転職活動をする際に、応募先の企業のワークライフバランスの実現度合いを知る機会はほとんどなく、労働時間や休日といった、求人票からの間接的な情報による推測しかありません。

 

「自分の力で探しにくい企業」は転職エージェントの力を頼りる!

転職エージェントは、転職者に企業を紹介するときに、紹介企業に具体性のあるアピールポイントがないか取材しています。

 

一方、企業側も優秀な人材を確保するために、転職エージェントに対し、ワークライフバランスを含めた社内情報を詳しく公開している企業もあります。

 

よって、あなたは、転職エージェントに、ワークライフバランスの実現をPRしている企業の紹介を頼みさえすれば良いのです。

 

また、積極的にPRしていなくても、「社員の在籍年数が長い企業を探して欲しい」「有給を取得しやすい企業を探して欲しい」など、ワークライフバランスを実現しやすそうな企業を探すことも可能です。

 

また、紹介された求人先の中で、興味はあるがワークライフバランスが実現できるか分からない、という企業があるならば、転職エージェントを通じて仕事と家庭の両立が図れるか、有給休暇や育児・介護休暇の取得体制などを尋ねれば良いのです。

 

紹介のフェーズにもよりますが、転職エージェントは紹介先企業に対して個人名を伏せて尋ねることが可能なため、あなたが心配していることを知られずに済みます。

 

ワークライフバランスを実現している企業の7つのポイント

上記のような方法で、転職エージェントを通じて、紹介先企業についてワークライフバランスの実現度合いをより具体的に測ることが可能になりますが、具体的にはどのようなポイントを探れば良いのでしょうか?特に注意するポイントを7つ挙げます。

 

1.社員の年代構成のバランスが良い

社員の年代構成(20代~60代)までバランス良く整っている企業は、それぞれの年代の社員がプライベートで抱えがちになる事情(結婚、出産、育児、介護等)に柔軟に対応できる機能を持っていることが分かります。

 

2.社員の平均勤続年数が長い

これは誰もが察しがつくとは思いますが、社員が長く働けるということは、それだけ社員のプライベートな変化にも対応できる体制が整っているからであり、ワークライフバランスを測るうえで重要な指標です。

 

3.自分と年齢の近い社員の人数が多い

これも見落としてはいけないポイントです。自分と似たようなプライベートの事情を抱える社員が多い、そうした人々が数多く働いているということは、同様のワークライフバランスのサポートを受けられる可能性が高いことを示しています。

 

4.フレックスや短時間勤務制度など、柔軟な働き方が整備されている

残業が多くフレックスが有名無実化している企業は例外、論外ですが、フレックスタイムが一般に整備されている企業は、子育て世代の社員が多い企業などで、柔軟な働き方が準備されているところが多いです。

 

また、小学校入学前のお子さんがいらっしゃる方の場合は、保育園等に迎えに行きやすい、短時間勤務制度があるかどうかも重要なポイントになるでしょう。

 

5.想定残業時間が妥当な範囲

一般にご自身が就かれる職種で考えられる残業時間が、妥当な範囲に収まっているかどうかは、おおむね求人票で確認することができます。

 

基本給と想定年収、月収などからおおむね想定されている残業時間を計算ではじき出すことも可能です。

 

6.残業代の算出方法が妥当

基本は、所定労働時間を超えた部分は全て残業代として支払う。もちろん上限なしが原則ですが、最近は非常に少ないです。

 

年俸制でも、最近多い「残業時間○○時間は月給に含まれる」といった算出方法でも、ご自身に納得感のある計算方法であることが妥当です。この点は、条件面談でストレートに確認しても良いでしょう。

 

7.早朝出勤や遅い時間の勉強会など、業務外の拘束がない

昔ながらの企業では、9時が始業なのに「8時半には全員来ている」「上司が帰るまで帰れない」という拘束が未だに多いです。

 

また、新興企業では業務時間外に勉強会が持たれ、事実上の強制になっているところもあります。こうした悪習がないか確認しておくことも大切です。

 

まとめ

ワークライフバランスは、保険の加入に似ているところがあります。大事なポイントは、今はご自身に関係がないことでも、確認しておくことが大切です。

結婚や出産、育児といったライフイベントは、個人でも比較的予想がつきますが、介護や思わぬ病気、ケガといった事情は予想がつきません。

そうした時でも会社が社員を大切にサポートしてくれるかどうか、入ってから確認するのでは遅いのです。

 

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