転職エージェントは様々なタイプの会社があるため、良い求人に巡り合うためには、転職エージェントを複数組み合わせた方が有効です。

 

一方で、どのように組み合わせるのが有効か迷いも出てきますよね?元転職エージェントが、あなたに最適な転職エージェントの組み合わせ方法を解説します。

 

転職エージェントを2社以上使う事のメリット

転職エージェントをそもそも2社以上利用するメリットとは何でしょうか?それは、あなたという転職者を複数のプロの転職エージェントが「異なる視点」から市場価値を評価してもらうことで、転職紹介の幅を広げる(選択肢を増やす)ことにあります。

 

一見、最も転職情報が集まっている大手が、あなたにとっての最適な求人マッチングを実現してくれるように思えますが、それは間違いです。最大手のリクルートエージェントですら、全ての転職情報を網羅しているわけではありません。

 

また、転職エージェントは、転職者の情報を見て、売れる方法をイメージして求人紹介を行います。転職エージェントが売れると思った紹介先が、あなたにとって最良の転職先となるかは別問題です。

 

そこで、最良の転職先がどこか、転職エージェントを複数利用することで複眼的な視点から検討する必要が出てくるのです。

 

2社目の転職エージェントを選ぶ際のポイント

上記のように、2社以上の転職エージェントを利用するメリットは、異なる視点から紹介先を検討してもらうことにあります。従って、2社目を選択するうえでの視点は、「異なるタイプの転職エージェント」を組み合わせる、ということです。

 

大手総合型の転職エージェントを何社も組み合わせても、似た求人の紹介が重なるだけで、有効性に乏しいです。大手総合型の転職エージェントの次は、中小の業界特化型の転職エージェント、といった具合にイメージしていきましょう。

 

2社以上の転職エージェント利用する場合におすすめしたい組み合わせ

おすすめ1:基本型

大手総合型(1~2社程度)+業界・職種特化型の中小(3社程度)

 

転職エージェントの基本型の組み合わせ例です。あなたが転職したい職種・業界に合った転職エージェントと、大手で総合的な転職サービスを展開する転職エージェントを組み合わせるという方法です。求人数が多いリクルートエージェントは入れておきたいですね。

 

おすすめ2:外資転職型

国内系で外資に強いエージェント(1~2社)+外資エージェント(1~2社)

外資系への転職エージェントでは、JACリクルートメント等、外資に強いことで定評のある、国内系の転職エージェントと外資エージェント(マイケルペイジ、ロバートウォルターズ)の組み合わせが有効です。お互い独自の情報網があるため、紹介される案件が全然違います。

 

おすすめ3:速攻転職型

大手総合型(3社~4社)+業界・職種特化型(1社程度)

このケースでは、短期間に幅広い転職情報を集める必要があるため、上記に述べたことに反するものの、紹介が重なるリスクを冒しても、大手総合型(リクルートエージェントパソナキャリアSpring転職エージェントなど)の転職エージェントを組み合わせることはやむを得ないと思います。

 

おすすめ4:じっくり転職活動型

大手総合型(1社)+業界・職種特化型(3社程度)

急いで転職する必要がない、多忙なため時間が取れないといった方については、紹介求人を少数精鋭で絞る必要があるため、業界・職種特化型の中小エージェントを中心に探すことがお勧めです。大手総合型のエージェントは紹介サポートの期間が限られているため、転職活動が本格的に出来るようになってからで遅くはないでしょう。

 

おすすめ5:エグゼクティブ転職型

エグゼクティブに強い転職エージェント(数社)

エグゼクティブに強い転職エージェント(JACリクルートメントSpring転職エージェント)を数社登録して、じっくりチャンスを待つべきでしょう。全体の求人数が多くないため、たくさん登録してもメリットは薄いです。

 

2社以上の転職エージェントを利用する際の注意点

ここからは、転職エージェントを複数利用する際の注意点を紹介します。

 

1.情報に振り回されない

一番重要な点ですが、登録しすぎて大量の転職情報に溺れるようでは本末転倒です。せっかく時間をかけて登録した転職エージェントですから、1社1社の情報をしっかり確認できる数にコントロールしましょう。

 

2:転職エージェントとのコミュニケーションに気を付ける

特に気を付けていただきたい点が、「他社の○社ではこうだった」などと、露骨な比較を態度に表すことです。転職者はお客様ではありません。あくまでビジネスパートナーで、かつ、1対1の対等の関係なのです。

 

3:転職終了後は必ず、全ての転職エージェントに連絡を入れる

転職終了後に意外と忘れられている点の1つが、転職エージェントへの転職活動終了の連絡です。これをきっちりしておかないと、ビジネスパートナーとしての信頼関係を失って、次回の転職時に紹介してもらえなくなることもあります。

 

あなたが転職活動を止めても転職エージェントは連絡してもらわなければ動き続けています。その点を忘れてはいけません。

 

まとめ

転職エージェントを複数利用することは、あなたが気づいていなかった市場価値や、キャリアのポテンシャルに気づく最良の方法で、単に転職活動の幅が広がる以外に、転職活動後のあなたのキャリア形成にも良い影響があるでしょう。

ぜひ、いろんな転職エージェントに会うことで、あなたの「視野」を広がってくれたら、と思います。

 

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