職務経歴書の書き方・見本(外食産業)

今回は外食産業接客担当の職務経歴書を改良していきます。 私自身も外食産業接客経験者ですが、異業種への転職はちょっと大変です。今回は、異業種への転職を意識してテクニックをお伝えします。外食産業から異業種への転職の大変さは外食産業からの脱出をご覧下さい。

職務経歴

20××年××月~20××年××月
【所属】イタリアンレストラン「××」横浜店
[メンバー数] 30名(社員5名、アルバイト・パート25名)
[役職] 20×年×月より副店長、20×年×月より店長
[店舗規模] 席数85、延べ床面積100平方メートル、一日来客数約800名

【担当業務】店舗運営業務全般
・店舗経営管理、数値管理
・ホールでの接客業務
・スタッフの教育、育成、シフト管理
・在庫管理及び発注業務
・新メニューの立案

ポイント
ここ重要です。記載している内容は店舗内の仕事だけ。これが異業種への転職が厳しい理由の1つです。外食産業の接客担当のネックは、一般の消費者以外とは接しない事です。
対法人との取引について記載しておく方が好ましいでしょう。搬入業者とでも構いません。 ”納入業者との定期的な打ち合わせ”とでも記載しておけば良いでしょう。

【実績】
・2007年度売り上げ:××万円(目標達成率105%/対前年比110%)
・2008年度売り上げ:××万円(目標達成率99%/対前年比102%)
・2009年度売り上げ:××万円(目標達成率103%/対前年比105%)

【ポイント】
・副店長に就任以降、スタッフ全員に笑顔での接客を徹底。
アンケートによる来店客満足度が前年比で120ポイントアップした。
・2008年度、神奈川エリアでの売上高第1位。

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対法人との取引について記載しておきましょう。例えば・・・ ”納入業者との折衝により、新製品の情報を入手し、本部に新規提案した。” といった内容です。

 

異業種への転職に必要な事

外食産業から異業種への転職に必要な事なポイントを改めてまとめておきましょう。先に記載したように、異業種の接客というのは、対個人です。同様に対個人の仕事なら、転職は可能性があります。対法人の仕事に転職する場合は苦労します。

 

外食産業のキャリアが致命的な理由

店舗という狭い空間でしか仕事が出来ません。その経験は対法人の仕事に生かしにくいのです。外食産業の経験が対法人の仕事に結び付く事はほとんどありません。

 

強いて言えば、数字の管理をしていれば、それは生かせるでしょう。ただ、外食産業経験者を経理部等として採用するか?と考えるとやや疑問です。他にも人材はたくさんいます。そうなると、結局は頑張っても営業職となります。

 

ただ、この営業職でも、外食産業からの転職は苦労します。対個人と対法人の仕事は全く異なります。商談の経験もほとんどないでしょうし、仮に商談の経験があったとしても、店舗経験者は購入する側であり、売る側の営業とは正反対です。外食産業の経験は営業でさえほとんど通用しません。

 

外食産業経験者が他業種に転職するのに必要な事

それでは、どうするか?

 

となりますよね。答えは・・・

 

なんとしても、書類選考を通過し、面接でコミュニケーション能力を証明し、ポテンシャルをPRする

 

これしかありません。よって、職務経歴書は過剰表現で構いません。そうしないと面接にさえ到達しません。面接でいかにPRできるか?が他の業界経験者よりも重要となります。

 

書類選考を通過するには、職務経歴書は完璧に仕上げる必要があります。そして、対法人の仕事が出来そうであると感じさせる必要があります。それに成功すれば、”とりあえず会ってみようか?”となるわけです。

 

正直言って、大手企業への転職はそれほど期待せず、まずは中小企業を狙った方が良いでしょう。どうしても大手にこだわるのなら、その中小企業で数年間のキャリアを積んでから、再度転職を考えた方が無難です。

 

外食産業から異業種への転職は簡単ではありません・・・でも、不可能ではありません。頑張りましょう!