就職・転職活動において会社がどんな人材が欲しいかを見分けることは非常に大切です。でも、自分が行きたいと思う会社がどんな人材が欲しいかを見極めるのはなかなか難しいですよね。今回はそんな方のために、会社の規模や業界によってどんな人材が欲しいのかをまとめました。

 

会社が求める人材をどこで判断するのか?

そもそも、会社が求める人材というのは、どこで判断していけば良いのでしょうか。今回は2つ説明したいと思います。

 

会社の状況

会社の状況とは、具体的に言うと「売上」や「業界動向」などです。例えば売上が好調であれば、即戦力という意味合い以上にポテンシャル要素が強い可能性があります。逆に売上が下降気味であれば、育てている余裕はありませんから、より即戦力要素が強くなるでしょう。業界動向も同様です。今後の将来性を考えていくと、その会社がどういう背景で人材を求めているかが分かります。売上と業界動向はチェックしておくことをおすすめします。

 

会社の規模

会社の大きさや従業員の数などによっても、求められる人材も大きく異なります。会社の規模が大きく従業員数も多ければ、比較的専門性の強い人材が欲しくなるでしょう。逆に会社の規模が小さく従業員数も少なければ、専門性よりも幅広い経験を求められる傾向があります。特に転職活動をする際は、自分にとってどちらが合うのかを比較し、自分に合った選択をすることが必要です。

 

大企業で求められる人材

大企業では、一般的にどんな人材が求められているのでしょうか。ここでは2つ説明します。

 

高い専門性

大企業では従業員数も多く、業務が細分化されています。そのため、幅広く何でも出来るというよりは、「何か一つの事に秀でている」人材の方が好まれやすいです。自分のやってきた業務の中で、特に専門的に取り組んできた部分があればそれをアピールしてください。

 

高い成果を出せる人材

これはどの会社にも共通して言える項目ではありますが、大企業だとより求められます。理由としては、大企業は倍率が高いことが挙げられます。新卒で入社であればまだしも、転職で大企業に入社する場合、ライバルは優秀な方ばかりです。

 

その方々と比較される若ですから、当然高い成果を出してきたという実績を求められます。そのため大きな数字でアピールする必要があるのです。またそれだけでは足りません。ライバルと差をつけるには、その成果が偶然ではないという再現性をアピールすることも必要となります。

 

「今まで出してきた成果を御社に入社しても出せますよ」というのを論理的に伝えられると、ライバル達と差をつけることになりますので、大企業にチャレンジする方はその辺りも突き詰めて考えていきましょう。

 

ベンチャー企業で求められる人材

ベンチャー企業ではどんな人材が求められるのでしょうか。大企業とは全く異なった視点となります。自分にはどちらが合うかも考えながら、見ていってください。今回は4つ説明します。

 

幅の広さ

大企業とは真逆ですが、ベンチャー企業ではより幅広いスキルを求められがちです。人数も少なく、これから大きくなっていく会社がほとんどですから、幅広く任されるのです。例えば人事をやるにしても、「採用」だけではく、教育や給与、さらには経理業務などまで任される場合があります。そのため幅広い経験をしている人は好まれる傾向があります。

 

マネジメントスキル

ベンチャー企業では20代後半からマネジメントスキルを求めます。大企業であれば一従業員である年齢ですが、ベンチャー企業ではそうではありません。自分が若いうちから部署を統括していく必要があるのです。そのため、マネジメント経験がある社員は非常に評価されます。もし、マネジメント経験がなければ「●●という業務でマネジメントスキルを発揮した」という話をして、マネジメントスキルが備わっていることをアピールしましょう。

 

即戦力であること

ベンチャー企業ではすぐに活躍してくれることを前提に採用をしていきます。ベンチャー企業で仕事をしたいと思うのであれば、自分が即戦力であることをしっかりとアピールすることが必要です。

 

業務スピード

ベンチャー企業は非常に業務量が多いです。効率性とスピードもベンチャー企業では非常に大切にしているポイントです。今までの業務を効率的に行えた方や、周囲よりもスピーディーに仕事を行えた方には、ベンチャー企業は向いているかもしれません。企業側もそういった求職者を評価してくれるからです。

 

各業界ではこんな人材が求められている

業界によっても求められる人材は異なります。各業界のビジネスモデルに注目すると、比較的求められる人材が見えてきやすいです。今回はいくつかの業界について説明したいと思います。

 

無形商材を扱う業界

この業界には金融や人材、サービスなどがあります。無形商材の場合、モノがありません。それはつまり「営業その人」の出来によって、大きく左右されるということになります。人と信頼関係を築くことが出来る方にとっては非常に力を発揮しやすい業界です。「あなただから買った」と言わせられる信頼のできる人間が欲しいというのが、この業界の想いです。

 

商社などの仲介業界

商社などの仲介をする業界に関しては、妥協案を提案することが出来る人材が求められています。間に入って仕事をする大変な部分とは、双方の想いをバランスよく汲むということです。双方が納得できる案を提案すること、相手との折衝を摩擦なく行える方がこの業界に向いています。

 

多くの人をディレクションする業界

出版や印刷、IT業界などがこの業界になります。多くの人を管理しながら、スケジュール管理をしていくのが仕事です。そのため、物事を同時進行するスキルや調性スキル、的確なスケジュール監理や急な変化にも対応出来る柔軟性なども求めらます。

 

自分が活躍できる会社の規模や業界を探すことが重要

会社の規模や業界によって、求められる人材が大きく異なることは分かってもらえたでしょうか。自己分析をして、自分はどんな会社、どんな業界であれば活躍できるのかを深く考えてみてください。自分が活躍できると分析した会社を受ければ、自ずと良い結果に繋がるはずです。皆さんの就職活動を応援しております。頑張ってください。